逃源郷

世界は闇なのか

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『ある子供』

20060111013003.jpg


恵比寿にて。
05年度カンヌパルムドール受賞作品。

子供を躊躇なく売ったりするという、主人公の幼じみた行為に、何の怒りも苛立ちも覚えなかった自分自身に腹が立った。

別にいいんじゃない。

どっかでそんな心境がはたらいている。

パンフに、父性や倫理というのは経験の中からでしか学べない、なんて書いていたけど本当にそうだと思う。
倫理や人間らしさというものは、最初から備わっているものではなくて、自分自身で獲得していかなくてはならないものなのかもしれない。

最後、恋人や弟分の少年、いわゆる自分以外の世界=他者を通じて人間らしさをわずかではあるけれど得ることができた主人公に、拍手を送りたくなった。
涙って、やっぱり人間らしさの一つの象徴なのかもしれない。

我、人非人なり。
我、非大人なり。

慈しみ、思いやり、尊厳、友愛、信頼、尊重、愛されること、人を愛すること、これらのことは単なる”綺麗ごと”ではなくて”当たり前のこと”なんだ。

今よりもっと、もっともっともっと大人になってから、出会えていたらよかったですね。
そうすればもっと色んなことが上手くいっていたのかもしれませんね。
そういう想いって、あると思う。


この映画に、色んな意味で共感を覚えた自分もまた、”ある子供”の内の一人なのかもしれないって思った。

星満点!

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  1. 2006/01/11(水) 01:28:51|
  2. 映画(劇場にて)|
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  4. コメント:6

人非人

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