逃源郷

世界は闇なのか

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恋愛小説家

97年度アカデミー賞の主演男優&女優賞をダブル受賞した作品。
日比谷のみゆき座が三月いっぱいで閉館するということで、過去の作品が上映されている中で、この作品を観てきた。みゆき座は意外と混んでいて、年配の方達が多かった。
いや、しかしこの映画やっぱりおもしろいし、泣ける。高校のとき観た時点では気づかなかった部分も多々あって。まず、中年のオッサンが恋愛して、犬を飼っただけで、多少の変化は訪れるものなのかなーって疑問に思った。ただ、そんなファンタジックな面を、あくまで主人公を精神科に通わせて薬も飲んでちょっと変わったという設定をおいたところにリアリティーを感じた。そう、この映画ファンタジックでありながら結構リアル。ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントとの掛け合いとか。ヘレン・ハント、今見るとすごいわがままな女に感じた。結局自分のことを相手に見てほしいだけじゃないか。自分を相手に認めてもらいたい。でも、へレン自身ジャックのことを認めていない。こう考えると、このすれ違いもリアルだな。へレンが子供の世話の忙しさからいったん解放されたとき、”女”としての自分自身を見つめ直して、泣き崩れたシーンが良かった。”あたしが仲睦まじいカップルに嫉妬してる!”だって。仕事や忙しさに追われると、自分がどういう人間かを忘れてしまうんだな。”自分”をどこかに置き忘れてしまうようで。そして、忙しさから解放されて、自分と向き合ってみるとその隠されていた人間性に愕然とするという。これだから、大人になって社会に出て働くのが嫌になる。あと、ゲイの絵描きに関して言えば、やっぱりアーティストだなって思った。何もかも上手くいかなくなると、絵も描けないし、飼い犬も寄ってこないし、全てがマイナス指向に働く。でも、インスピレーションが沸いて、絵をかく意欲がわきでたとたん自信を取り戻し輝き始める。アーティストだな。純粋な。
高校の時に観て、何故この映画がすきなのかを上手くいえなかったけど、今ならこんなに言える。多分この映画、この先年を経るたびに新しい発見がぞくぞくと見つかる映画であると思う。そういう意味でも、これからも観続けたいベストな映画のひとつに違いない。今のこの感想と、何年後かに観た感想を見比べてみるとおもしろいかもしれない。数年後の自分へ…。


20050426223120.jpg

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  1. 2005/04/26(火) 22:31:38|
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