逃源郷

世界は闇なのか

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

フルメタルジャケット

大好きな映画監督スタンリー・キューブリック監督の1987年度作品。
前半につきるのだと思う。キューブリック独特の空間配置とカメラワーク。「時計じかけ?」もそうだけど、視覚に訴えるあの奥深い空間と、整然と配置された兵隊の画。これだけでも見応えはある。作品のないようとしては、前半と後半を通して戦争という行為の中で人間の理性が崩壊していく様を、一人の人間の視点を通して描いていたのだと思う。特に前半がよい。訓練学校での厳しい鬼教官による訓練を通して、兵隊たちは見事に機械化=兵隊としての人間の理性の消失=個別性の没落が行われていく中で、ダメ人間のデブもまた、銃との出会いという他の兵隊たちとは違った方法でまた、理性をなくしていく。彼が狂気へと走る様はやはり圧巻。彼の目つきと雰囲気が前半部分の最初と最後で明らかに変わっている。(「シャイニング」のジャック・ニコルソンを彷彿とさせる。)またこの映画が他の戦争映画と異なる点は、あからさまな戦争批判をしているのではなくて、あくまで人間の狂気へと走る様を描いているところにあると思う。この映画でのベトナム戦争とは、あくまでそれを描くための背景に過ぎないと思う。また、そんな理性をなくして狂気へと走った人間というのもまた、人間の本質であるのだということをキューブリックは言いたかったのかもしれない。


20050428002003.jpg

スポンサーサイト
  1. 2005/04/28(木) 00:20:20|
  2. 映画(自宅にて)|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
<<さよなら、さよならハリウッド | ホーム | 失われた青春?♪高校三年生♪>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tougen.blog8.fc2.com/tb.php/15-c0f6a60e

人非人

10 | 2017/11 | 12
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Category

Links

天気予報

お気に入りバナー

Search

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。