逃源郷

世界は闇なのか

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『拘束のドローイング9』

20060304012202.jpg


目に驚く芸術美というものを堪能したくなって、渋谷シネマライズまで、最終日に観に行ってきた。

もう、なんというかこれは映画ではないなあ。
動く絵画というか、動く芸術写真ともいうべきか。
セリフはほとんどない。
音楽でいうところのインストのような。

あらすじ
舞台は日本。ある石油精製所で阿波踊りの隊列に先導されたタンクローリーが、伝説の捕鯨船「日新丸」の脇に停まる。タンクの液体は船上にある巨大な鋳型に流し込まれ、船が南極に向けて航行する中、“フィールド・エンブレム”の形を成してゆく。そこへ、遙かかなた別々の地から運ばれた男女ふたりの西洋の客人が辿り着く。身を清め、毛皮の婚礼衣装をまとい、貝の柱が立つ船内の茶室に導かれた男女は、奇妙な器で茶を一服するうちに恋に落ちていく…。

前半の映像は、とても機械的で人間味を感じさせない。
大勢の人間が列になって、阿波踊りをするシーンがあるけど、躍動感というものをまったく感じさせない、ある種の冷たさを感じてしまう。
石油精製所で働く人たちの、動作もしかり。
多分に、人の動きとか配列とか、かなり綿密に計算立てて撮っているのかもしれない。
中盤はかなりたるい。
特にビョークとバーニーがお茶をすすりあうシーンなんて特にそう。
正直、ブラックコーヒー一杯だけでは足りなかった。
自分の隣の隣に座っていた女性のお客が、口をポッカーンと開けて寝ていたのもなんだかすごくうなずける。
ただ、終盤、二人が恋におちて、お互いの体を切り刻むシーンは圧巻。
かなりグロイし、にせものの体だと分かっていながらも、おえっときてしまうシーンの連続。
ちなみに海水を漂う二人の生き血が、精子の形に見えたのはきのせいだろうか。
あと全体として、説明がかなり省かれているので、解釈はいろいろと出来そうな気がする。
鯨と人間は同じ哺乳類なのだから、その境界線はない、だとか。

正直、目に刺激的だったのは最後のシーンだけだったなあ。
あと、ビョークってかなり老けたおばちゃんなのだなあ。
年を重ねているのに、赤とかピンクの派手な服を着ているおばさんって、そういえば街でたまに見かけるなあ。

公式HP→http://www.wisepolicy.com/matthewbarney/

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  1. 2006/03/04(土) 01:20:31|
  2. 映画(劇場にて)|
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拘束のドローイング9

【映画的カリスマ指数】 測定困難なため放棄 芸術は爆発だ・・・・・・?
  1. 2006/03/05(日) 17:40:25 |
  2. カリスマ映画論

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