逃源郷

世界は闇なのか

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髪結いの亭主

 「列車に乗った男」「橋の上の娘」のフランスの奇才パトリス・ルコント作品。尚、この感想は去年の9月の自筆の日記からの抜粋なのであしからず。
 ルコント2つ目。正直観たあとに、色々考えた後に、あ、ひょっとして名作なのかも、と思った。恋愛の真理を発見したというか。確かに、人を好きになりすぎると理性が吹き飛ぶというのは分かる気がする。いや、大人とは社会的な規則、ルール、正しい倫理にしたがって他者と折り合いをつけながら、日常を会社で生きる存在だと思う。そこではある程度の仮面をつけたり、自分を偽ることは当たり前なわけで。皆、お互いに気をもみながら、作り笑いなんかも多々あり、苦しみを味わいつつ生きる存在だと思う。ただ好きになりすぎた相手にとっては、そのようなルールは要らなくなる。つまりなんでもあり。感情のおもむくままに。まるで社会経験を身にまとっていない赤子のように、本能で向かっていく。それが、恋愛というものなんじゃないか。
 こういうこと考えると、最後の妻の自殺は納得できる。男の行動も理解できる。抑えられないんだ、衝動を。そしてSEXもその一連の行動のうちの一つだと思うし。なるほど、やはり大人(=社会経験を身にまとった存在、ルールに縛られている、自分はこの存在を尊敬する)には、恋愛というものは必須なのかもしれない。いや、バランスが取れないでしょ。恋愛は若いうち、とは何のこと。平凡な日常に一筋の光を差込、人間を輝かせるもの、それが恋愛なのかもしれない。
 ところでこの映画は、それ以外に画面の色調が美しい。ただ、今回は脚本がなあ…。不条理なんだよね。ただ、その不条理さも前述のこと考えつつ見れば丸め込まれるわけで。ただ、この映画をきっかけに、自分の中で新しい考え方が生まれたのは確か。観て良かったと思う。


20050518012649.jpg

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  1. 2005/05/18(水) 01:27:15|
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