逃源郷

世界は闇なのか

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

『THE 有頂天ホテル』

utyouten.jpg


純粋に面白い!

何というか、ちょっと楽しくそれでいて快活になりたい時に観るのがうってつけの映画だと思う。

ちゅーか脚本すごくない?
入りに入り乱れてあーきてこーきてそーきてこう!
相当時間かけて練りに練り練りしたんだろうなー。

個人的には、ごっつええ感じ大好き人間の自分にとっては、篠原涼子とYOUが同じスクリーンの同じ画面に居合わせた、それも台詞の掛け合いもない、それがなんか嬉しくもあり、おーって感じだった。
あーでもYOUは「誰も知らない」の時の方が数1000倍良かった。

あとオダギリジョーは別にココリコの田中でも良かったのでは。
あと寺島進がなんかもったいない使い方されてたな。
役所広司は最高に良い!
不器用なサラリーマンやらせたらきっと彼の右に出る者はいない。

みんながみんな主人公な、そんな映画。

  1. 2006/01/25(水) 01:23:22|
  2. 映画(劇場にて)|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

『DEAR WENDY』

DEAR.jpg


ラースフォントリアーが書いた脚本、ということで観てみた。

西部劇っぽい。

銃を手にした少年少女は、ダンディーズという小集団(というかサークル)を結成して、その中で自分の他とは違う特性を見つけて、自信をみなぎらせていき、絆を深めていく。

ここで良かったのが、面白いことをしようと考えているのと同時に、何か善い事を皆でしようとしているところ。

ラースが撮っていたらもっと人間悪剥き出しの残酷な映画になっていたんだろうな。

寓話。

  1. 2006/01/13(金) 12:24:05|
  2. 映画(劇場にて)|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

『ある子供』

20060111013003.jpg


恵比寿にて。
05年度カンヌパルムドール受賞作品。

子供を躊躇なく売ったりするという、主人公の幼じみた行為に、何の怒りも苛立ちも覚えなかった自分自身に腹が立った。

別にいいんじゃない。

どっかでそんな心境がはたらいている。

パンフに、父性や倫理というのは経験の中からでしか学べない、なんて書いていたけど本当にそうだと思う。
倫理や人間らしさというものは、最初から備わっているものではなくて、自分自身で獲得していかなくてはならないものなのかもしれない。

最後、恋人や弟分の少年、いわゆる自分以外の世界=他者を通じて人間らしさをわずかではあるけれど得ることができた主人公に、拍手を送りたくなった。
涙って、やっぱり人間らしさの一つの象徴なのかもしれない。

我、人非人なり。
我、非大人なり。

慈しみ、思いやり、尊厳、友愛、信頼、尊重、愛されること、人を愛すること、これらのことは単なる”綺麗ごと”ではなくて”当たり前のこと”なんだ。

今よりもっと、もっともっともっと大人になってから、出会えていたらよかったですね。
そうすればもっと色んなことが上手くいっていたのかもしれませんね。
そういう想いって、あると思う。


この映画に、色んな意味で共感を覚えた自分もまた、”ある子供”の内の一人なのかもしれないって思った。

星満点!

  1. 2006/01/11(水) 01:28:51|
  2. 映画(劇場にて)|
  3. トラックバック:1|
  4. コメント:6

『ポビーとディンガン』

20060110013746.jpg


なかなか児童受けしそうな、心暖まる映画だった。

とにかく、妹想いのお兄ちゃんが良い!

ただ映画はとてもほのぼのとしていていいんだけど、どこか平坦で押しが足りなく、いまいち感動の波が押し寄せてこない。
残念だった。

あと、この映画を観て無性にオーストラリアに行きたくなった。
あのだだっ広い土地と水平線の美しさ!
やはり生きるのには夏が必要だと思った。

ちなみにこの映画はサークルの後輩の顔立ちで、タダで観る事ができた。得した!

  1. 2006/01/10(火) 01:36:12|
  2. 映画(劇場にて)|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

そして、ひと粒のひかり

20051125002601.jpg

11月中旬、渋谷シネアミューズにて。前日に、TV朝日の虎の門のこちとら自腹じゃのコーナーで、井筒監督がこの作品を絶賛していたせいか、夕方までの回は全て売り切れで、夜の最後の回をぎりぎりで取ることができた。始まるまで暇だったので、近くのタワレコでいろんな音楽を試聴して時間を潰した。正直、映画よりもこっちの方が数倍楽しかった。
20051125002510.jpgそれはともかく、この映画は南米コロンビアの貧しい現状を鋭く描いている。主人公の17歳の少女は、とかく貧しい。腹んだ子供を養えるお金も無いくらいに。そして、コロンビアには将来の希望が持てない。

20051125002530.jpgテーマは麻薬。何十粒の麻薬を、胃の中に流し入れ、それをコロンビアからニューヨークへ運び出すという危険な仕事に手をつける主人公。貧しい街、コロンビアから希望の街ニューヨークへ。

中学の時、単身赴任をしている父親の元へ、東京へ秋田新幹線こまちで旅行をしに行ったときのことを思い出した。何も無い街秋田と比べて、当時の自分には新宿や渋谷は夢のような街に見えた。あの狭い街は、閉塞感だらけで、夢も希望も持てない。
20051125002632.jpg少女の自立する話だ。少女から大人になる過程を描いている。ニューヨークで友人の死やヤクザの厳しい現実に直面し、そしてかすかに目覚める母性。最後、主人公は母国コロンビアには帰らずに、独りニューヨークの街へ歩き出す。一粒のひかりを抱きながら。


麻薬を胃に流し込むシーンは、妙にリアルで気持ちが悪かった。あと、コロンビア発というところに、この映画のミソがあると思った。ラストは爽やかで良かった。最近は、こういう前向きな爽やかな終わりを迎える映画が多いような気がする。
ちなみに主演のカタリーナ・サンディノ・モレノは本年度アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされている。

  1. 2005/11/25(金) 00:20:52|
  2. 映画(劇場にて)|
  3. トラックバック:1|
  4. コメント:8

アワーミュージック

20051115010441.jpg

10月、日比谷シャンテシネにて。初日。大変混んでいた。そして、初日の特典として赤いハーモニカがもらえるという代物。これ、サークルの後輩が欲しがっていたので、寄贈した。音色はいたって普通のハーモニカだった。
映画は3つのパートから構成されている。第1部「地獄編」、第2部「煉獄編」、第3部「天国編」。
20051115010412.jpg正直、政治的色合いがかなり濃い映画。話の大きな問題筋は、主にイスラムとユダヤの宗教、民族問題、パレスチナ、イスラエル問題。ヨーロッパの政治事情を予備知識として持っていないと、きっと話しについていけない。かくいう自分も、途中からわけが分からなくなってしまい、人物の台詞を目で追うので精一杯だった。

20051115010427.jpgこの映画の中で繰り広げられている出来事は、自分とはかなり遠くかけ離れた世界だろう。自爆テロのニュースも、日夜テレビで放送されている。ただ、それを見聞きして、そして流れていくだけ。自分の世界は、まだまだ狭い。
ジャン=リュック=ゴダール監督最新作。


  1. 2005/11/15(火) 01:00:38|
  2. 映画(劇場にて)|
  3. トラックバック:3|
  4. コメント:5

『ヒトラー?最後の12日間?』

8月下旬、京成ローザにてサークルの後輩と一緒に観に行った作品。
初日だったせいか、客席はほぼ満席で、前の方に座らざるをえなかったのが残念だった。こういう難しい映画は、後ろの方で客が少ない時にゆったりと思考をこらして観るのがいいと思った。
20051109003526.jpg作品は、敗戦直前のヒトラーの行動にスポットを当てているが、正直この映画はヒトラーとその周りの人物たちによる群像劇だ。次から次に様々な人物が登場するので、人間関係を把握するのに一苦労で、肝心の物語にいまいち感情移入できないのが残念だった。また、銃撃シーン等の戦争描写もリアルに作られていて、『プライベートライアン』を思わせるシーンもいくつかあった。

20051109003540.jpgドイツの犯したナチスによる戦争責任について真っ向から取り扱ったで、賛否両論が巻き起こっているようだが、過去の罪と向き合い反省を積むことは必ずしも悪いことではないと思う。日本だって戦争時に、中国や東南アジアで非人道的な行為を繰り広げた事実があるのも確かなことだ。戦争の被害者であるとともに、加害者でもあったわけだ。こういった事実を知らない日本に住む人たちは、少なからず多くいると思う。正の裏には必ず、負の面がある。それは人間とて同じ。そういったことを改めて確認させられる映画だった。


20051109003514.jpg


  1. 2005/11/09(水) 00:30:39|
  2. 映画(劇場にて)|
  3. トラックバック:2|
  4. コメント:7
前のページ

人非人

07 | 2017/08 | 09
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Category

Links

天気予報

お気に入りバナー

Search

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。